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2022年05月10日 03時34分 ~ 2022年05月11日 05時27分 の過去ログ
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おしらせ新規ルームを作成完了しました。(iPhone 126.111.***.23)  (2022/5/10 03:34:46)

おしらせ.さんが入室しました♪  (2022/5/10 03:35:48)

おしらせ.さんが退室しました。  (2022/5/10 03:36:21)

おしらせ!さんが入室しました♪  (2022/5/10 03:36:50)

おしらせ!さんが退室しました。  (2022/5/10 03:37:02)

おしらせ!さんが入室しました♪  (2022/5/10 23:02:23)

おしらせ.さんが入室しました♪  (2022/5/10 23:02:56)

!(練習終わりの日暮れ。片付けも終わってそれじゃあねと去っていく背を見送った後、一人でステージに残っていた。深い理由はない。きっと、ないと思うけど。強いて言うのならというものはある。観客用の席に座って左脚をさすった。こんなもので許されていいんだろうか、なんて思ってしまうことから逃れられない。人の命をこの手で奪った僕がまだ誰かを笑顔に出来るのだろうかって悩みは尽きない。生憎と笑顔にすることで償っていけるとは思えなくて、脳裏を過ぎる悪夢に眉を寄せる。この時間を迎える度にそんなことを考えてしまっているなんて彼が聞いたらどう思うんだろう。どうして僕が生きていて良かったなんて言えるのかな、僕が何をしたのかを正しく知っているのは君だけなのに。ステージをぼんやり眺めて想いを馳せる。これから僕はこの生々しい感触を抱えて生きていくんだって思ったら憂鬱になるのも無理はない。ふと足音が聞こえて何かあって戻ってきた着ぐるみくんかと視線を向ければそこに居た姿にぱちぱちと瞬く。その顔に嫌なくらいに救われた気になるんだから本当にどうしようもないな。それを悟られないように笑うんだ。)……司くん?どうしたんだい?   (2022/5/10 23:04:00)

.( ぼんやりとステージを眺める姿に心臓を直接掴まれたような痛みを覚える。何度見ただろうか。類が気付いているのか定かではないが、あれから何度となく見た光景。誰からも責められない、裁かれない罪はどうしようもなく消化なんて出来なくて、たった1度たりともあの事件も罪悪感も 忘れる事は出来なかった。…奴のあんな顔はあまり見たいものではない。肩から滑り落ちた鞄の持ち手を握り、1呼吸を置いて類の元へと歩み寄る。) どうしたもあるものか。また残っていたのか。…帰るんだろう?(こうして類を引き連れて帰ろうとするのも初めてではない。類を放っておいてはいけないと、何度ともこうして手を引きに来るのが己の役目だった。…類は、きっとそんなぼんやりしていた理由を聞いたところで本心を話してはくれないだろう。優し過ぎるのも寂しいものだった。お互いになんでもないような表情で。)   (2022/5/10 23:20:11)

!……うん。そうだね、そろそろ帰らないと閉園時間になってしまうし(頷いた。頷きはした。けれど、身体が重くて動けそうにない。なんでもない風を装ってはいるけれどどうせもうバレている。普段は聞き耳を立てているだろう着ぐるみ……もとい護衛も、今はもう居ないから。何度も何度も自分を引っ張ってくれるその手を掴んで引き留めて、思考の整理をすることにした。僕は一体、今どうしたいのかが見えなくなってきているから。)ねえ司くん。……僕、このままステージに立っていていいのかな、ってずっと思うんだ。僕がした行為はこの生が続いていることと、誰かを笑顔にすることで清算出来るものなのかな……(こんな風に言ったら彼は救いの言葉を吐き出してしまうだろうな、失敗だった。ぼんやりした視線が、右往左往と泳ぐ。落ち着かない。幸い僕は僕の形を保っているけれど、だからこそこんな話も申し訳なくなってしまって。へらりと笑って、「そんなに気にしないで大丈夫だよ。司くんの帰りも遅くなってしまうし行こうか」なんて言葉で誤魔化して立ち上がる。とうに纏め終わっていた荷物を持って、立ち去ろうと一歩を踏み出した。)   (2022/5/10 23:38:53)

.…悪い癖だぞ。本音を吐いたと思ったらすぐに誤魔化しよって( あの時も見たこの誤魔化し方。どうせ誤魔化したところで此奴にはなんの解決も、救いにもならないだろうに。吐いた弱音を早々と見逃してやるほど甘やかすつもりはない。立ち去ろうと迎えに来た己の横を通り過ぎた奴を、首を捻って引き留めた。) 類。オレたちは正しい事は何一つしていない。オレたちが精算できる、償える罪なんて何も無い。 …オレが、類に負わせたものも然りな。( 反射的に振り向いたのだろう。不意に笑顔が剥がれた類が此方に振り向いた、その視線を逃がさないとでも言うように見詰め捲し立てる。言うのなら今だ。生きていると言うこの葛藤は一生続くのだろう。そんな事をまた思考の隅で考えていた。まるで、あの場所で死ねなかった、逃げられなかった自分たちに課せられた地獄だ。…オレが、類と一緒に居てやらないと。) …ステージに立つ理由は今はオレにも分からないんだ。もう、人を笑顔にするスターにはなれないなんて思う事もある。いや、思っている。…すまない   (2022/5/11 00:05:14)

!つかさ、くん、(何を言ったらいいんだろう。……あの時、君を連れて行かなかったらよかったのかな。一人で終わりに向かう事が出来たなら、なんて思ってしまう。抜けたはずの衝動が希死念慮なんて曖昧な形で戻ってきて、手首に爪を立てたくなる。清算出来るものは無い。志したそれを果たせるとも思えないほど、で。それでも立ち続けるのは誰かの笑顔のためなんだろうか。僕にはもう、わからないや。)……どうして続けてしまうんだろうね。司くんも、そうだけど。そもそも僕がこうしてのうのうと生きていていい訳が無いのに(乾いた笑いが零れた。人を笑顔になんて言っていい人間ではないのに。ぐるりと喉を絞める自己の否定が口をついて、どうしようもなく笑ってしまう。それでも降りられないのはどうしてだろう。どうしたいのかやっぱりわからないままだ。助けてって言うのも違うな。君の優しさに浸りたいわけじゃない。言いたいことは、なんだろう。思考を巡らせれば巡らせる程になんだか嫌な感覚がしてくる。君の思考が読めない。僕をどうしたいのかな、どうなってしまうんだろう。)やっぱりこの話はやめよう。話していると僕が僕でなくなる感覚がしてね……   (2022/5/11 00:28:41)

.オレたちはもう、死ぬ事すら罪じゃないか。…誰もオレたちを責めてはくれないんだ。( 言い聞かせていた言葉が、ぽつりと自分に言い聞かせているような口調に変わる。指先が震えて、力が入らない。…時折だが自身の目指していた先が閉ざされてしまったことを考える度に、類があんな事をしなければ、なんて考える事がある。そんな思考が一瞬でも浮かぶのが自分でも許せなかった。罪の意識は膨大な程あるのに、逃げるように類のせいにしてしまおうと浅はかにも思考する、自分が汚かった。.. 生きていて言い訳がない?)…(そんな事は分かっている。分かっているが、もう既に、逃げる事に失敗したんだろう。…弱い考えだ。オレが類を支えていかなければならないのに。オレが類を許し続けて、救い続けてやらなきゃならないのに。何をしてやれば、何を言ってやればいいのか、時間が経つほどに分からなくなっていた。そんなぐるぐると回る思考を遮るように制止の声。いつの間にか視線を逸らし、下がっていた顔をはっと上げる。)   (2022/5/11 00:46:58)

. …そう、だな。ああ、そうだ。悪い、オレも言葉に出来なかった。…なあ、今日は類の家に行ってもいいか?( 今日は、類を1人にしてはいけないと思った。…分からない。1人になりたくないのかもしれない。)   (2022/5/11 00:47:03)

!(彼の言葉がひとつひとつ胸の奥に染み込んでいって、ゆっくりと大きな染みになっていく。刻みつけられていくようなその言葉、けれど自分で遮ってしまった以上何も言えなかった。君がそう思うのも仕方ない、だって君もその手を赤く染めたんだから。それでも司くんにはもっと眩しく笑っていて欲しかったと思ってしまう。何も知らないでいて欲しかった。思い出さないで欲しかった。何も知らないままの君と、命を終わらせてしまいたかったのに。死に救いを求めていることも、彼に救いを求めていることも、そもそも許され救われようとしているのが本当におぞましくて、吐き気がする程で。でもそれも全部隠そう。悪夢のことも、未だ聞こえる幻聴も切り裂く感触が不意に蘇ることも、何もかも。以前は聞くはずも無かったその言葉に穏やかに笑う。)構わないけれど……いいのかい?(断りもなく突然、なんて気にかけた風で少し眉を下げる。君がいいのなら多分いいんだろうけどね。此方としては一人の夜、襲い来る感情から逃れてもいいのなら願ったり叶ったりだ。そんな自分勝手な自分が許せないから、少しの間合わせた視線はすぐにふっとどこか遠くを捉えた。)   (2022/5/11 01:06:21)

おしらせ!さんが部屋から追い出されました。  (2022/5/11 01:24:32)

おしらせ.さんが退室しました。  (2022/5/11 01:26:13)

おしらせ.さんが入室しました♪  (2022/5/11 01:26:20)

おしらせさんが入室しました♪  (2022/5/11 01:27:40)

.いいもなにも、オレが聞いているんだ。…行くからな ( 類がオレの知らないところで遠くに言ってしまうんじゃないかと、考え始めていたら止まらなくなっていた。「類の支えになる」なんて言葉ばかりだ。手の元から離れて欲しくない が正しいのかもしれない。罪の意識を、利用しているのかもしれない。まるで頭がバグを起こしたように急速に回転する。自分への疑念が止まらなくなる。辺りがまた少しづつ暗くなっていて類の表情も先程より眩んで見え始めて。逸らすように逃げられた視線を見送ると同時に、表情に きゅ と力が入った。なぜそうも、お前は自分ばかりを恨むのか。オレは、垣間見えていたお前の生への迷いを、断った張本人だというのに。…帰ろう。類の家へ。もう、誰も責めては、責任を押し付けてはいけないんだと。止まっていた足を踏み出し、ステージを背中に向けた )   (2022/5/11 01:30:24)

うん……そうだね。君がいいのならいいんだ(ゆるり、ひとつ頷いた。納得した訳じゃない。けれど、でも。ここでは何を言ってもどうにもならないから。重い足を引き摺る。それなりに思った通りに動いてくれる左のフェイクはこんなにも軽やかなのは、自分自身ではないからかもしれない。もしかしたら、あの時飛ぼうって背を押したことを引き摺っているのかな。そうだね、もしも僕達がこんな風に奇跡的な生還を果たしていなかったら君が僕を殺したって言う方が正しいような流れだった気がする。……だとするなら、司くんがこんなに気にかけてくれる理由も少しはわかるかもしれない。もしかしたら、僕が僕の意思でやった訳では無いことを信じているのかも。この手はもう誰にも触れたくないって思う程血塗れなのに。ステージに背を向けて歩き出す彼の後を追いながら、なんとも言えない気分を味わう。救われている気がするのに、寧ろ苦しくなっていく。君が居ると苦しいんだって言ってしまってもいいのかな、そもそも僕は言えるのかな。いくつも思考が浮かんでは消えていく。取り留めのない会話で空気を濁す。)今日の夕飯はなんだろうな。母さんに聞いたらもう教えてくれるかな?   (2022/5/11 01:43:01)

.ん。( 軽く頷いて、類が隣に来るまではペースを落として歩く。時折触れる手があの時の握った手を連想させられて拳を握った。…類の手はあまりにも背負っているものが大きすぎる。あの血に塗れていた手を、今の類はどう思っているのだろうか。…あの時の類は類ではない。そう直感的に結論づけていた。そう信じていると言う方が正しいかもしれない。だって今の類はあまりにも弱い。今では少し目を話せばその表情から感情は消えていて、薄っぺらな笑みを貼り付ける事が多くなった。怖かった。生きている意味を感じられない、そう訴えられているようで。「生きていて良かった」と言う言葉は、類には重荷になってしまったのでは無いかと考えられずには居られなかった。類は、オレを責めることないまま、結局オレに縋れない儘いつか消えてしまうんじゃなかろうか。そう考えると握った指先の力が抜けて、縋るように無意識にと手の甲を する と寄せていた。その先は進まない。まるでたまたま触れ合ったかのような距離感で。) さあ、どうだろうな。栄養のつけられる野菜の入った料理だといいんだが。   (2022/5/11 02:02:58)

おや、酷いことを言うね?うーん……そういうのが出されることはないと思うけど(からりと笑って、それからこんな返答で良かったのかわからなくなって少し目を伏せた。司くんと居る時はどうしても気が抜けてしまって、弱い顔ばっかりしてしまうんだよってはっきり言ったら君はなんて言うのかな。不意に触れ合った手の甲に思わず手を引っ込めてしまう。もう君に触れるのも怖いみたいだ。意識してしまえば最後だめでだめでどうしようもない。僕って今本当に生きているのかな、なんて思いまではないけれど、生きている意味は何処かに落としてしまったのかもって思いはあって。こんな言い方をすると君は嫌がりそうだけど、だからなのかな、嫌がらせのつもりで口を開く。ごめんねって少しだけ思う。)最近思うんだ。結局僕って存在はあの時に死んでしまったのかもしれないって(もっとも、ここで言うあの時、は飛び降りた時ではなく惨殺を行った時、なんだけど。敢えて含みを持たせて揺するような言葉を選んでしまった。少しずつ合ってきていた歩調を崩して、気持ちが悪いくらいに先を歩いてみて。どうしようもなく隠せなくなった絶望を纏って、赤を映す横断歩道で立ち止まった。)   (2022/5/11 02:26:11)

おしらせ無言時間が25分を超えたため、.さんが自動退室しました。  (2022/5/11 02:43:05)

おしらせ.さんが入室しました♪  (2022/5/11 02:43:59)

.…だろうな。なんと言っても野菜なしの餃子だしな…。( こんな重たい空気を纏っていても、それでもふとなんでもない思考は過ぎる。今まで過ごしていた時間だって、無くなった訳ではないんだとほんの少しだけ感じた。) …、( 手を引かれて、やっと少し縋ってしまっていた事に気付く。眉尻が垂れて、表情に影が差して、悪い事をしてしまったなと類とは反した方向に視線を向けた。…卑屈な感情だけではない。きっとオレに対して否定的な感情を持ってした事ではないのだろうと言う事だけは自然と理解出来ていた。だからこそ、それ以上何も出来なかったし、勝手な事をした手は鞄の持ち手を握った。一緒に逃げようと誓った時が、あの白い部屋で類を見つけた時の自分が、今は羨ましい。…お互いの手が離れて少し距離が空く。) あの、時。( 耳がぴくりと跳ねる。『あの時』。鼓動が一際高い音を立てて、ひゅっと呼吸が乱れた。類が遠のいていく。背中に視線を遣る。…絶望の色だった。) …死んでいない。今ここにいるだろう。( か細い声。離れている類に届いたのかは分からない。横断歩道までが遠い。足取りが、更に重くなりながらも、必死に類を追っている。)   (2022/5/11 02:44:08)

(死んでいない、ように見えているのなら嬉しいな。僕という器に注がれていた液体は、薄まってもちゃんとそれらしい風味を持ってくれているらしい。目を伏せた。うーん、なんだろうね。なんだろう。どういう意味合いを持って、僕はこの言葉を使ったのかわからないんだ。ねえ司くん。僕は今君の目にどう映っているんだろう。なんて、ね。大丈夫、大丈夫大丈夫大丈夫。ぐるりと言い聞かせる。あんまり不安にさせてはいけない。落ちきった訳では無いだろうと自分を奮い立たせる。ああでも、それでも。手首に爪を立てたくなるこの感情は収まらないんだけど。)……フフ。それもそうだねえ(曖昧な返事をして振り返った。へらへらと笑う癖がついてしまってだめになる。笑ってばっかりじゃ不気味だろうけど、でも笑ってしまって。時間が経てば経つほどに君も僕も遠ざかる。取り零してしまった何かが掴めないままでいる。ふっと視線を向ければ気付けば信号は青へと変わっていた。足取りの重い様子の彼を置いていくようなことをしたくないって思うのに、気が付いたら一歩を踏み出していた。こうやって頭と身体が離れていって、君のこともわからなくなるのかな。)   (2022/5/11 03:00:53)

.( やっと追いついた。やっと追いついたと思ったのに。…やっぱり離れていく。ダメだ。今のままでは。今見放しては、ダメだ。違う。これは )…ッるい!( 思わず歩道に踏み入った奴を引き留める。普段なら危ないとでも思うのだろうが、今はそんな事を考える余裕もなかった。) …人を、殺めたのはお前だ。でも、お前に傷を負わせたのはオレだ。…きっかけは類だったかもしれないが、今そうやって苦しんでいるのは、オレのせいだ。オレが、半端にお前に手を差し伸べたんだ。( 泣く資格はない。涙で類に訴えてはいけないと警告している。息を吸って溢れそうな感情を引っ込めて )…だから、オレを置いていくんじゃない。オレから逃げるんじゃない。( どう思ってくれても構わない。救ってくれるんだと思ってくれてもいい、類の隣にいたいのだろうと、エゴだろうと思われても、なんだっていい。…お互いにお互いを失ってしまったら終わりだと思ってしまって。何としても繋ぎ止めておきたかった。/   (2022/5/11 03:25:07)

./   (2022/5/11 03:25:15)

./言っていることはめちゃくちゃで自分でもなに言っているのかは分からなかったが、ほんの少しでも足を止めてくれたら なんて淡い期待。複雑にズタズタな面をしたお互いのピースは、お互いでないともうぴったりとはまることは、補う事はできない。)   (2022/5/11 03:25:22)

司くん、それは……(思考が巡る。口をついて零れる音が不正解であることだけはわかる。ああどうしよう、なんでこんなことって思ったってどうしようもなく遅いんだ。真っ直ぐに僕の目を見て、向き合おうとしてくれる君に向ける言葉ではないのだろう。なのにどうしてか、するりと喉を伝って空気を、君の鼓膜を震わせる。)君だけのための言葉じゃないかい?(どうしてか、そう思ってしまった。素直に頷くべきだったのに、わかっていたのに。どうして?さあ。答えは出てこないまま、僕は君の目を真っ直ぐに見据えて、またへらへら笑った。馬鹿の一つ覚えのように笑っている。そればっかりな僕に、君の時間を使ってもらうのは惜しいのに。)司くんは重く捉えすぎなんだよ。僕のことも、君のことも。でも、でもね(どうしてか、へらへらと笑っていた表情が強ばって、下手くそな笑顔を浮かべてしまう。偽りでないってバレてしまうな、今までが偽りだというのも露呈してしまうけど。「君の手を本気で離せそうには無いかな」そんな音をぽつりと落として、彼の手を掬い上げた。赤信号になってしまう前にこの横断歩道を渡り終えてしまおう。きゅっと力を込めて、けれど穏やかに引いた。)   (2022/5/11 03:41:43)

.…そういうお前はどうなんだ。自分に歩み寄ろうとも、進もうともしない癖に。( へらりとまた笑みを貼り付けた類に、単純に腹が立った。本当に子供みたいに。類に反論される理由がどうしようもなく理解できなくて、感情の儘に言葉が溢れ出ていた。ぽつぽつと、本当に小さな声で。じゃあオレはどうしたらいいんだ?ああ言えばこう言う、見せつけんばかりにあんな表情ばかりしておいて。…八つ当たりばかりが脳を埋め尽くす。どうにも出来ないんだと、改めて解らせられた瞬間に込み上げる。手を引かれてからは、何も喋らなかった。類の顔は見れなくて、オレの顔は見せられなくて、足元を見詰めながら。雫が零れることはないが、視界は滲んでいる。ある種の絶望だった。類の心は死にかけている。死んではいない。…でも、救い出す方法が見当たらない。…無言の時間が続く。会話の反面、類の手の温度は「生きているんだな」と実感するに十分な温度だった。…逃げようものなら、本当に離れていこうものなら、今度こそオレは生きる理由が分からなくなってしまう、と思う。)   (2022/5/11 04:04:50)

(彼の子供っぽい反論はなかなかどうして的を得ていて、だからこそ口を噤んでしまう。何を言ったらいいかわからないってこういうことを言うんだろうな。でも、少し理解したことがある。司くんは多分本当に、あの時逃避と救いを願った僕の背を押して飛び降りる選択をさせたことを悔いているんだ。だからこそ、僕に執着してしまうんだろうね。どうしても僕に生きてくれって願ってしまうのは、傍に置けって言うのは、そういう部分から来るんだろう、きっと。でもそれは僕にとっては痛いだけ。それも薄らと気付いているんだろうな、だからこそそうやって俯いて、手を引かれるままに歩くんだろう。その姿がちょっとだけあの日の形と重なる。何処ともない場所を見て、酷く甘い発音で、辛うじて名前を呼ぶばかりの姿。それを見て、僕はどう思ったんだっけ。覚えていないや。僕のことさえ定かじゃないのに、君のことまで背負ってしまったら僕は簡単に潰れてしまうよ。……だから、ねえ。繋いだ手に縋り付く。少し力を緩めて、指先を絡めたりなんかして。酷く控えめに名前を呼ぶ。)だから言っているだよ。僕はもう進めそうになくて……これって、死と同義じゃないかい?   (2022/5/11 04:20:12)

.…お前が死んでいると言うのなら、オレだってきっと、あの時に死んだんだ。( 救う、支える。そんな意気を削がれた己の口から出たのは、弱々しい言葉だった。使命感にも囚われない、ただの天馬司としての言葉。多分、オレは類がすきだったと思う。でも、今抱えている感情は「それ」ではない。そう思わなくなってしまったとかじゃなくて、その感情がだった一日の出来事で殺された様な感じ。スターになる、と言うあのひたむきな感情さえ今の自身にはない。人を笑顔にしようとする自分に、疑問しか浮かんでいない。) オレは、もう類がいないと … 捨ててしまったんだ、彼処で全て。類以外の全部を ( どう返事して欲しいなんて事はない。言いたかっただけ、聞かせたかっただけ。自分語りだ。ハイライトを失った瞳で絡み合う指を見る。あの日、生きて帰ってきてしまった時。もうどこへ進めばいいのか分からなくなってしまっていた。…見つけたのが、「脚になること」だったんだと思う。)   (2022/5/11 04:45:13)

(酷く、重い感情を向けられている。僕は、それに見合う何かを返せるのだろうか、返せているのだろうか。君は生涯を賭すべきは僕じゃないのに。どうして?ねえ、好きだから、辛うじて残った愛情があるからこそ、なのに。頭の中が絡まっていく。気付けば彼の表情を薄く薄く影を落としたものに変わっていた。それを見て……どう感じたのか、上手く言葉に落とし込めそうにない。僕はただ、君に笑っていて欲しかったなあって今更すぎる言葉を飲み込んで眉を下げた。茶化してしまおう。ぐしゃぐしゃにして、飲み込んでしまえ。そうじゃないと、ひび割れた心の隙間を全部君に埋められて、逃げられなくなってしまうから。)随分と重いプロポーズだねえ……フフ、その気持ちは有難く受け取っておくよ(悪い話ではないのに、離せはしないのに、距離を作ろうとしてしまうなんて我ながら情けない。けれどもう、自分に価値は見い出せなかった。結局君がそうやって苦しむ原因を作ったのは僕だから。願ってしまうんだ。あの時……僕が、抱えきれやしない罪を犯した時。僕が、君が、殺される側だったらどれほど良かったかってそんなことを。)   (2022/5/11 05:02:16)

おしらせ無言時間が25分を超えたため、.さんが自動退室しました。  (2022/5/11 05:10:24)

おしらせ無言時間が25分を超えたため、さんが自動退室しました。  (2022/5/11 05:27:32)

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