ルーム紹介
一八〇と二・八八まで

 気分で誰かいるかもしれません
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おしらせさん(iPhone au)が退室しました。  (6/26 02:28:19)

( 出掛けようと思い至った。深夜に出掛けるのは危険だとも言うが、深夜のお出掛けもオツなものだろう。出掛けるといっても、目的地は決まっていないし、決めるつもりもなかった。コンビニやチェーン飲食店なら開店しているだろう、日本の労働意識が表れている店代表だ。誰かは日本にいるとも限らないか、いや、日本が好きなのだから、日本にいるのだろう。恋人がいれば、深夜のドライブデートと洒落込んだか。どうでもいい事項だと、靴箱へ足を進める。靴箱の上にある鍵を手に取った。靴はどうしようか、クッション性が高い靴しよう。要らないか? 要るか。どうだろうか……と、悩むが、靴を取り出した。一足で足りるか、訊いた気さえする。手があるのだから、足がある。しかし、四足歩行の動物は四本足と言える。前足を手として……靴を履いた。一足で足りる。誰かは人間とは限らないのやもしれない。実のところ非常に人間かもしれない。哲学的な話ではなく、単なる事実として。観測しなければ、事実は肯定されない。ならば誰かは観測していたら、肯定されるか。 )いってきま〜す。( 誰に言うでもない。声がソプラノであるか、バリトンであるかは、差して重要で、無い。 )   (6/26 02:28:07)

( きゅうりを食べ終わると、余ったソースの皿を手に持って立ち上がる。更にラップをし、冷蔵庫に入れた。歯磨きをしようと、風呂の脱衣所へと向かう。洗面台で、うがい薬に備え付けのコップに水を汲み、口を含むと、数秒間ぐじゅぐじゅと口を動かして、水を吐き出した。コップを置くと、歯ブラシを手に取って、歯磨き粉を付ける。この歯磨き粉はフッ素が千四百五十ppm配合だかの――とは言えよくあるミント味の歯磨き粉だ。それを口に含み、歯の隅から隅まで歯ブラシで磨いていく。定期的なクリーニングの為、歯医者に通っているのだけど、よく磨けているとお褒め頂いている。どれほど些末なことでも、褒められると嬉しくなってしまう。誰であろうと、そんなものだ。五分ほど磨き、シンクに泡を吐き出す。コップに水を汲み、口内の残りの泡ごと、その水を吐き出す。歯磨き後の汚れた泡を消すためにも、水を出す。綺麗に消えていく泡立ちを見届けて、歯ブラシを出ている水に当てた。水を止めて、歯ブラシの水気を切る。既に丑三つ時とやらだ。三つか、二時なのになぁ、と思わんでもない。 )   (6/26 02:18:48)

( きゅうりを二本程度水で洗い、残りは味噌とマヨネーズ共々冷蔵庫に戻す。きゅうりの先は噛んで、ぷっと口から吐き出して、三角コーナーに捨てた。包丁で切ってられるかボケとは言わないけども、わざわざ切らないだけだ。きっとみんなやってると、妙に湧き上がった不安は想像で抑えつける。きゅうり二本と味噌マヨネーズのソースの小皿を手に持って、テーブルに置いた。座布団を敷いた床に座る。きゅうりを味噌マヨネーズのソースに付けて、口へと持っていく。ソースのついた部分を歯で噛み砕き、ある程度細かくなれば、ごくんと飲み込んだ。)……うまい。( しょうもない一人言だ。何となく口に出した。こんなのでも料理として認め、いつの日か襲いくる自己否定の為の自己肯定感を上げておこう。襲いくる、というのは、それこそ一分一秒たりとも油断出来ない、ある日のことだ。いつ来るかは誰も知り得ない、しかし、もしや、誰かならば払い除けられるかもしれない。誰かは払い除けられずに認めてしまったのかもしれない。敵対を選んだのだ。と、妙に格好いい事を考えて、きゅうりを食べ進めた。そこで、ガッツリ準備した方が良かったかなと、思ったのだ。 )   (6/26 01:58:45)

( 舞い上がる気持ちが平行に下がる。あれもこれも全ては誰かの所為だと、立ってもいない腹を無理矢理立ててみて、消沈する。しかし、この程度ならば気に留めなくて良い、過ごしているうちに乾くだろう。開いたカーテンを閉じると、防虫ビーズからレモンの香りがした。この防虫ビーズは幾ら置いてもいい、匂いで不快になることなど無い。いっそ部屋中埋め尽くして、蚊たちが入れないような結界もどきの部屋にしても良い。知らぬうちに刺された腕を掻きながら、空いた小腹を満たそうと、冷蔵庫を開ける。きゅうりがあった! きゅうりと味噌とマヨネーズを取り出した。誰であろうと、きゅうりが嫌いな者は、多少いるかもしれない。しかし、誰かだとしてもきゅうりが好きだ。味噌とマヨネーズのソースがよく合う――世間一般では、味噌単体と聞いたことがある。昔の世間一般なので、今がどうかは知ったことではない。小皿とスプーンを取り出して、小皿に味噌とマヨネーズを一対一の割合で出すと、スプーンで掻き混ぜた。ああ、きゅうりが沢山ある――そうだ! 漬物にしよう。気分が向上した、こんぶつゆと胡麻油を混ぜたのに漬けると、とても美味しいのだから。 )   (6/26 01:44:30)

( 血が滲む指を気にせずに、破片を拾えるだけ拾い集める。新聞紙に包んで、ゴミ箱に捨てた。立ち上がって、適当な所からタオルを持ってくる。床にばら撒かれた酒を吸い込ませて、洗面台まで行くと、ぎゅうと絞る。洗面台までアルコールの臭いに侵略されてしまった。それを何度か繰り返して、水気のなくなった床を見ながら、そのタオルを捨てた。細かな破片の付いたタオルなど、顔を拭いて怪我でもしたら堪らない……言い訳だ、破片を落とす作業が面倒なだけで。それこそ妖精さんがしてくれると助かるのに、妖精さんはいない。妖精さんの事を考えながら、掃除機を手に取る。コードを伸ばして、コンセントに差し込むと、電源を入れた。掃除機の音は苦手だ、箒にすれば良かったとは思うけども、今更箒に持ち帰るのも面倒だ。小さな破片まで吸い込むよう、念入りに掃除機をかけた。ひと通り終わると、コンセントに差し込んだプラグを引き抜いて、コードを収納する。そのまま掃除機を片付けた。やりきった! ああ、このまま面倒だと寝なくて良かった! ――と、舞い上がったのも束の間、履いていた靴下の先がほんの少し濡れて、酒の臭いを漂わせていた。 )   (6/26 01:30:24)

( ざあざあ、ざあざあ……カーテンを開く。地面をよく見ると、勢いよくぶつかった水滴たちが、小さく散らばってしぶきに変わるを繰り返している。窓の下枠に置かれている防虫ビーズの匂い――レモンの香りが好きなのだけど、今は床にばら撒かれたアルコールで掻き消されている。殊更、強く、掃除をしろと命令されたような気分になって、余計に気が滅入る。誰に言われているでもない、誰かの脳味噌に住んでる誰かが理性的に訴える。早くしないと床に匂いが付いてしまうと、誰かは鋭い包丁を持って脅しながら掃除を命令している。実際のところ、孤独だ。鋭い包丁が体を貫いて、だらだらと血が垂れても、ひどくひどく面倒が勝りそうになって、近くにあった新聞紙が目に入る。気分のスイッチをガコンと入れ替えさせられて、それを手に取ると、ゆっくり、濡れた床へと近づいて、膝を付かないようにしゃがむ。新聞紙に、酒瓶の破片達を、目に付く範囲で乗っけていく。刺され損だ、こうなるくらいなら、刺される前に行動すれば良かった。部屋はアルコールの臭いがしている。破片が指の皮膚を掠り、血が滲んだ。それは臭いなどしなかった。 )   (6/26 01:16:36)

( パリーン! と音を立てて、酒瓶が地面と衝突し、破片が辺りに散らばる。ざあざあと、鉄砲雨が降り注ぐ外界のことを考えると、気が滅入る。なぜかと言えば、蚊が増えるからだ。蚊は滅亡していいとさえ思っている――それがどれほどに歴史、世界や自然、はたまた宇宙に多大なる影響を及ぼそうとも、一向に構わない。昆虫学者が悲鳴を上げて泣き叫ぶことになろうとも、蚊がいなくなることで激減する不快感、どちらが大切か。個人的な思いが、個人的な天秤にかけられてしまえば、何よりも比重は個人に傾くだろう。もしや世の中の捨てたものではないような人は、個人の天秤などないに等しいのやもしれない。……アルコールの臭いで、床を見下ろした。片付けなきゃとか思ってはいるけども、面倒で、億劫で、怠くて、しようがない。誰が酒瓶を落としたか? 知ったことではないけども、そこにいる誰かは誰かだけであった。無償で片付けてくれる妖精さんとか、いるわけがない! 新聞を用意して、破片を包んで、ゴミ箱に捨てなければならない。そして床を拭いて……を想像し、天井を仰ぎ見た。 )   (6/26 01:00:11)

おしらせさん(iPhone au)が入室しました♪  (6/26 00:44:54)

おしらせ新規ルームを作成完了しました。(iPhone au)  (6/26 00:43:09)


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